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森のサーカス小屋

児童文学作家 戸森しるこのブログです。

スクールカウンセラーの取材(「レインボールームのエマ」執筆裏話②)

取り扱うおしごとが決まってから、まずは取材の手配をお願いしました。
都内の中学校のスクールカウンセラーさんと、同じく小学校のスクールカウンセラーさんに、別々の日程でお話をうかがうことになりました。

まずは中学校の相談室に向かい、はじめに担当編集者さんからシリーズの趣旨をお伝えしたところ、スクールカウンセラーさんは、
「スクールカウンセラーって人気のおしごとなんですかね…?」
と、不思議そうな顔をされていました。

たしかに、シリーズ第1弾のおしごとは、小学生の人気ランキングに入ってくるようなものが多かったです。
そう考えると、スクールカウンセラーは「人気のおしごと」というのとはちょっと違うのかもしれません。でも、私が小学生のころ、「カウンセラー」や「音楽療法士」など、心理的なことと向き合う仕事を目指している子が身のまわりにいました。それに、スクールカウンセラーや相談室の存在を知ってもらうきっかけに…という思いもあるということをお伝えしたところ、「それは嬉しいですね」と言ってくださったので、ほっとひと安心。

私はそもそもマイノリティーという言葉に縁のある人間なので、「いいじゃないか、王道じゃなくたって」と自分に言い聞かせつつ、取材に臨みました。

実は私自身は子ども時代に「相談室」を利用したことが一度もありませんでした。校内に相談室はあったような気がします。でもはっきり覚えていません。つまり相談室のイメージがまったくといっていいほどなかったのですが、実際に現場に行ってみて、こういう感じなのね~と思いました。ソファがあって、くつろげる空間といった雰囲気。写真を撮って、あとで佐藤さんに送って参考にして描いていただきました。

そうそう、2017年秋の連続ドラマで、スクールカウンセラーが主人公のドラマがありました。「明日の約束」というミステリーで、井上真央ちゃんが高校のスクールカウンセラー役。おお、タイムリーと思って見ていましたが、あそこの相談室には実に座り心地の良さそうな緑色のソファがありました。私が取材で行った相談室のソファも、たしか緑色だった気がします。やっぱり緑は心にやさしいのでしょうか。そういえばカーテンも加湿器も緑色だった。

後日、もうひとりのスクールカウンセラーさんにもじっくりお話を聞き(今度は学校ではなく喫茶店で)、これで準備はばっちりです!


山本悦子さんがブログでエマの紹介をして下さいました。ありがとうございます。⇒ 「山本悦子のひとりごと」


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