森のサーカス小屋

児童文学作家 戸森しるこのブログです。

ホワイト・レイブンズ2017

ホワイトレイブンズ1

2017年の国際推薦児童図書目録「ホワイト・レイブンズ」に『ぼくたちのリアル』が選ばれました。

ところで、「ホワイト・レイブンズ」って……?

世界中の子どもの本がそろっている「ミュンヘン国際児童図書館」というところがあります。アジア、欧米、中東など、世界中の児童文学研究者や編集者が集う、児童文学の研究の場です。私の担当編集者さんも、今まさにそこに。
その図書館が、毎年素晴らしい本を世界中に伝えるという目的で、

ホワイト・レイブンズ=白いカラス=まれなもの、素晴らしいもの

という、目利きの司書さんが選んだ本をのせる冊子を作っているそうです。

そこに選ばれました! 白いカラスのカードがついているのは、そのためです。

日本から選ばれた8作品をはじめ、56か国・38言語・200作品が掲載されます。

掲載作品は『ホワイト・レイブンズ』データベースでもご覧いただけます。
※JAPANESE、2017年を選ぶと紹介文を読むことができます。

紹介文を読んでみようと思ったのですが、

Riaru is a special boy. He is perfect at everything. ……

当たり前だけど全部英語なので……、どなたか英語が得意な方、訳をお願いします。


⇒ 後日、担当編集者さんに訳してもらいました。

璃在は特別な男の子。なんでも完璧!でも、璃在の家族はそうじゃない。4年前、璃在の弟を事故で亡くしてから、璃在のお母さんは心を病んでしまった。それ以来、お母さんは違う場所に住んでいる。そのことを知っているのはクラスメイトの何人かだけだ。璃在の幼なじみの渡はそのひとり。璃在と違って、渡は目立つのを好まない。そして、自分は璃在より劣った存在だと思っていた。璃在と渡とサジの友情が深まるにつれて、璃在が完璧であって欲しいというクラスからの期待は、璃在にとって負担になっているのではないかと、渡は気づくようになる。渡は、サジの璃在への隠された気持ちにも気づく。サジの力になりたいと思う渡は、自分にもできることがあると知る。『ぼくたちのリアル』は、報われない愛は永遠の友情をみちびくことがあると教えてくれる。
この本には、日本の児童文学では、まだでてくることが少ない同性愛が描かれている。そして作者のデビュー作である。戸森しるこは、二作目では性同一性障害の子どもを書いている。


ホワイトレイブンズ2
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