森のサーカス小屋

児童文学作家 戸森しるこのブログです。

「十一月のマーブル」製作秘話⑨ 帯と装丁について

「十一月のマーブル」では、帯に小説家のあさのあつこさんから「推薦コメント」というものを頂きました。びっくりしました。だってあのあさのあつこさん。

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すごく話が脱線しますけど、
私は若いころに、あさのあつこさんを、テレビのクイズ番組で拝見したことがあって(回答者として参加されていた)、それが最初に見たあさのあつこさんだったのですが、ちょうど私が「バッテリー」を読んだ直後ぐらいにその番組を見たので、「ああっ、『バッテリー』を書いた人なんだ!」と思って興奮したのを覚えてます。セーラー服だったかブレザーだったか忘れましたが、とにかく学生服をお召しになっていて、それがすごく印象に残ってる。ええ、そうです、「Qさま!!」ですね。
そんなあさのあつこさんから有難いコメントを頂いてしまいました。すごいことです。ありがとうございます。

そして、帯の裏面です。

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今回は、刊行前にプルーフ(簡易な見本のこと)を作って頂き、書店員さんからご感想を頂くことになりました。これは、出版社が期待をしている作品に対して行う宣伝活動なのだそうです(自分でいうな)。
書泉ブックタワーの江連さんという方からコメントを頂きました。読んでくださってどうもありがとうございました。

「ぼくを産んだ人は、どんな人だった……?」友だちと家族との「つながり」を探しに行く感動(キズナ)物語

感動をキズナと読ませる、編集さんのこのセンスがすばらしい。
あ、そういえば、はじめは「ぼくのおかあさんは、どんな人だった……?」という文章だったのですが、「作中で波楽は実母を『おかあさん』とは呼んでいないはずで、それはけっこう重要なポイントなので、『ぼくを産んだ人』に代えたらどうでしょう」といってみたら、それがそのまま採用されてテンション上がりました。言ってみてよかった。

さてさて、最後に装丁についても。

今回の装丁は、JUN KIDOKORO DESIGNの、城所潤さんにご担当頂きました。
私が何より感動したのは、この内側のマーブリングです。本になるまで知らなかったので、ホントびっくりさせられました。最後に大きなプレゼントを頂いたような感じでした。

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「十一月のマーブル」のタイトルの色とかも素敵なんです。色合いとか、「の」が微妙にズレているのとか、いいですよね。
城所さん、どうもありがとうございました。

そういえば、打ち合わせの段階で(私は参加していませんが)、

「十一月」を「11月」にしたほうが、デザインのバリエーションが広がりそうなのですが、ご検討頂けませんか?

って、編集さんから言われたのですが、「ぜったい漢数字で」と、意見を通してしまいました。でも通してよかったです。やっぱり漢字がいいな。
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