FC2ブログ

森のサーカス小屋

児童文学作家 戸森しるこのブログです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「十一月のマーブル」製作秘話⑤ 宮尾和孝さんのイラスト

このブログで、宮尾和孝さんの絵が好きだという話を何度かしていたので、「だから二作目のイラストが宮尾さん?」と思われた方、もしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、これはまったくの偶然でした。

担当編集者のFさんから、「『十一月のマーブル』のイラストは宮尾和孝さんにお願いしようと思うのですが、いかがでしょうか。売れっ子さんですよ~」というメールを頂いた時、私は本っ当に衝撃を受けました。「こういう絵を描かれる方ですよ」と、イラストの見本をいくつか添付してくださったのですが、もちろん知ってます!!!!

衝撃を受けた理由は、好きな画家さんだったからうれしかった、というところではなく、物語を書き進めていくうち、「この物語は宮尾和孝さんの絵だったらいいなぁ」と、内心でこっそり思っていたからなのです。だれも信じてくれないかもしれないけれど、本当なの!
それをFさんには言っていなかったので(そもそも私がファンだということも知らなかったみたいで)、おたがいにびっくり。大きな偶然にテンションが上がりました。

なにしろ、「偶然」がひとつのテーマのこの物語。
これは……これは……いけるかも!?

でも、これはただの偶然ってわけでもなくて、Fさんが私の物語をよく理解してくださっているからなんだろうなと思いました。
すばらしい編集さんとの出会い、これも「偶然に見える必然」なのかもしれません。

そういうことがあって、宮尾さんに波楽とレンのイラストを描いて頂くことになったのです。
実はラフ画の時点ではもう一枚候補があって、それはふたりが教室でひとつの机の上に座っている絵でした。そっちもよかったんだよなぁ……。でも、やっぱりふたりで傘をさしている絵のほうが、ふたりの距離感や雨粒の模様が素敵です!!
波楽ってば、いったいどんな気持ちで相合傘を……とか、妄想して楽しめますし(私が)。

あと、マーブルチョコの扉絵もいいですよね~。伝説のマーブルチョコが一粒まじっているの。目次の絵も、さりげなく窓辺に猫がいたりして、かわいいのです。

そういえば、はじめは「家族の物語なので、宮尾さんには柴田家の四人の絵を依頼したいと思います」ということだったのですが、打ち合わせの結果、「波楽とレンの絵にしたほうが、ストーリー性があって子どもの目にもとまる」ということになり、ふたりの絵になりました。
レンが絵になるとは思っていなかったので、すごくうれしかった。波楽もね、よろこんでいると思う。なにしろ相合傘……(しつこい)。
宮尾さん、本当にありがとうございました。

宮尾和孝さんがブログで「十一月のマーブル」を紹介してくださっていたので、みなさんぜひご覧くださいませ。→いつまで続くか時たまブログ。

41cWBGSKOgL.jpg
スポンサーサイト

Comment

Post Comment

(設定しておくと後でPC版から編集できます)
非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。