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森のサーカス小屋

児童文学作家 戸森しるこのブログです。

講談社児童文学・絵本新人賞 授賞式2016

昨日は講談社児童文学・絵本新人賞の授賞式に参加致しました。

受賞された皆様にお祝い申し上げます。おめでとうございます!

受賞された方の中で、このブログをご覧になってくださっている方もいました。
実はブログで受賞作出版までの記録をつけようと思った理由のひとつに、翌年以降の受賞者の皆様のご参考になれば…というのがありました。たいした参考にはならないかもしれませんが、「戸森しるこの場合」として受けとめて頂ければ幸いです。

去年はスピーチがあってとても緊張しましたが、今年も大勢の方々とお話しさせて頂き、大変緊張しました。
はじめてお会いできた方、一年ぶりにお会いした方、いつもお世話になっている講談社の皆様。
コミュニケーション能力が低くて申し訳ございません…。喋るのがダメだから、その分せっせと書こうと思いました。でも社会人として会話スキルはもう少し磨きたいところですね。反省だ、反省。

受賞者の方はきっとみなさんそうだと思いますが、去年は授賞式後の立食パーティーでご馳走を頂く余裕ゼロでしたので、今年は去年の分までたくさん頂きました。はじっこのテーブルにスイーツもあったんですねー! 去年もあったのかなー。ぜんぜん気がつかなかったなー。

そうそう、私は去年は本名で参加させて頂いたので、ペンネームになってはじめて皆様にお会いしたわけですが、やはり何人かの方から、「しるこって…?」と、つっこんで頂きました。
そして、私がこのペンネームに決めた時に「編集部がざわついた」らしいことを昨夜はじめて知りました。

そんなペンネーム「しるこ」については、こちらのページをご覧ください。

出版までの道のり 8 ペンネーム発表
出版までの道のり 9 「森のサーカス小屋」

ところで、私の新作の刊行が十一月になりそうです。
何しろタイトルに「十一月」と入ってしまっているので、十一月刊行がベストなのです。
最初、「十一月は刊行数が多いから無理かも」というお話しだったのですが、なんとか調整してくださってみたいで、本当に感謝です。

それをすでに読んでくださった講談社の販売の方々が、「すごくよかった!」とご感想をくださったことが、非常に嬉しく、ホッとしました。販売の方には、ああいう機会がなければお会いできないので、とても貴重でした。

あと、一番衝撃的だったのが、審査員の小林深雪先生が、私が子どものころに講談社ティーンズハートシリーズの大ファンだったことをなぜかご存知で、先生の方からお声をかけてくださったことです。
私が小中学生の頃はですね、少女漫画や少女小説が好きな女の子たちのあいだで、ティーンズハートシリーズの小林深雪先生の御本は本当に絶大な人気がありました。カリスマ的な存在でした。
牧村久実さんの絵もかわいくて、しかもお値段がお手頃な「文庫」だったので、あの年代の子たちが思わず集めたくなるシリーズだったんですよね。(講談社ティーンズハート

なので、まさか審査員と過去受賞者という形でお会いできる日が来るなんて! という。
あのころの私に伝えたいなー。腰を抜かすと思います。

IMG_1130.jpg
昨日つけていたペンダント。一点ものでお気に入り。

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Comment

point 審査員先生方の選評

審査員の先生方厳しい人は結構リアルに突っ込んできますよね。
それを真摯に受け止めて自分の作品を見直す事が作品の向上につながるのですね。
でも、私打たれ弱いんです。しょぼんとなってしまうんです。
{^_____^;}

どっちかと言うとおだてられると木にも登るように一生懸命になってしまうんですよね{^_____^}
この辺は応病与薬、対機説法だと思います。

さて、ぼくリアの選評で
リアルの過去の出来事が重いと言うのが多かった気がします。
私は応募作品を読んでないのでわかりませんが

しるこさんがこの部分を応募作品に書いた思いにもよりますが
何か理由があったのではないでしょうか?
たぶん応募時期に何度も読み直してちょっと『重いかな?』と感じた時もあったのでは?
なのにあえて残して応募作品とした。
と私は思えます。

本を作る中で編集される方々もこう言う先生方の声に引きずられがちな面も無いとは言えません。
だからこそ自分の書きたいことにぶれが出てはいけない気がします。
その辺は書き方の努力で乗り切るより他無いかもしれません。
もし、リアル現実に居たとして、その過去が現実だとしたら事実を曲げてはいけないのです。(本の中では現実に存在しているのですから)(もっと言うとしるこさんの中ではリアルがそういう過去を持っている)

要は重い過去をどう伝えるかだと思います。
本の中で、私としては違和感なく読めたのですが・・・

この辺の描写でさすがと思う人がいます。
先日亡くなられた『末吉暁子』先生です。
『雨降り花さいた』ご一読ください
重い重い題材を読者にしっかり伝えながらしっかりと納得させられ
よう上手に描かれていると思います。

もちろん舞台も主旨も違うのでしるこさんに当てはまるとは言えませんがこんな重い題材をさらりと書き上げる大先輩の作品を読むことは何かの時に役立つような気がします。
ちなみに、リアルさを追求するために、何気ない事をストックして
それを必要に応じて引っ張り出して作品に織り込むことの上手さも
末吉先生は得意な方だと思います。

私は趣味で小舟で海に出ることがあるのですが、ある本の中の海上のシーンについて聞いてみたことがあります。
「あのシーンは海で経験しないと書けないくらいリアルに描けていたのですが、どうやって書いたのですか?」
「あれはね、どこどこに行ったときに船に乗ったの、その時の空の様子、波の様子、遠くに見える島の様子を思い出しながら書いたのよ」とおっしゃっていました。
それから惜しげなく取材に出かけ、沢山の資料に囲まれ、遊びに出かけても、面白い事や気にかかる事、何気ない事を資料としてとらえストックしているとの事でした。

あら? ちょっと脱線かな{^_____^;}アセ


2016/09/24 (Sat) 22:56 | 浜さん #F4aK95n. | URL | 編集 | 返信

point Re: 審査員先生方の選評

浜さん、参考になるお話をありがとうございました。
リアルの過去もそうですが、それ以外にもかなり修正したので、全体的に印象が変わり、自分でも初稿よりよくなったなと思います。ちなみに、最後の新学期が始まってからの物語は、初稿にはいっさいなかったのです。 すべて書き足しです。

末吉暁子さんは本当に凄い作家さんですね。また末吉さんの御本を読みたくなりました。ありがとうございます。

2016/09/25 (Sun) 07:22 | 戸森しるこ #yBii/ViI | URL | 編集 | 返信

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