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森のサーカス小屋

児童文学作家 戸森しるこのブログです。

「ぼくリア」製作秘話⑩ もうひとつのラストシーン

実は、新人賞投稿時の原稿と、ラストシーンに大きな違いがあります。

初稿は、なんと高校生に成長したリアルと渡のシーンで物語の幕が下ります。
リアルがどういう進路を選んだか、渡がなんの部活をしているか、どっちの身長が高くなっているか、などについても書かれていました。

ですが、「不要」というご意見が多数。私も「蛇足かな」と思っていたところがあったので、
ばっさりカットし、別のラストシーンを新たに考え直しました。
初稿に目を通してくださっている方からは、「あのラストシーン、どこいった!?」と思われてしまうはずですが、変えてみて本当によかったです。あの物語はやっぱり小学生のまま終わるほうがいいでしょう。

ところで、

刊行後に審査員の令丈ヒロ子先生からご連絡を頂きました。


「応募原稿のときに、いくつか不安要素だった点が、見事に改稿され、さらに感動的に仕上がっていました。三人の男子の魅力も、さらにキラキラして輝いてましたよ」

「『ぼくたちのリアル』を新人賞にぐいぐい推して、ほんとうによかったと思います」


このような、大変うれしいお言葉を頂きました。ホッとしました。

私は書き手としてまだとても未熟ですが、今やれるべきことはすべてやれたと思います。

なので、これでよし!!

良い書き手に成長していけるよう今後もがんばりますので、どうぞよろしくお願い致します。


…全10回と予告しましたが、もういくつかこぼれ話があるので、番外編へ続きます。

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